<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?><rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns="http://purl.org/rss/1.0/" 
			xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" 
			xmlns:cc="http://web.resource.org/cc/" xml:lang="ja">
<channel rdf:about="http://oroxnero.blog8.fc2.com/?xml">
<title>金と黒のチェス盤</title>
<link>http://oroxnero.blog8.fc2.com/</link>
<description>リレー小説置き場。</description>
<dc:language>ja</dc:language>
<items>
<rdf:Seq>
<rdf:li rdf:resource="http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-34.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-33.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-31.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-30.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-29.html" />
</rdf:Seq>
</items>
</channel>
<item rdf:about="http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-34.html">
<link>http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-34.html</link>
<title>STAGE33</title>
<description> Side土方「……ふぁん…や」ちゅぼっと音を立てて金時のペニスが俺の中から抜けていく。俺は腰を震わせると、名残惜しいとばかりに腰をひくつかせたのに気づき顔を赤面させた。「金さんのまだ食べたかったの？十四郎は食いしんぼだね」くすりと笑われたのにカチンとくる。カッとなって叫びそうになったがそれは出来なかった。「へた…あ、やああ！！！やだっ、そこやぁ！」「うーん？だーれがヘタだってえ？そんなこと言う子にはお仕置
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <br />Side土方<br /><br />「……ふぁん…や」<br />ちゅぼっと音を立てて金時のペニスが俺の中から抜けていく。<br />俺は腰を震わせると、名残惜しいとばかりに腰をひくつかせたのに気づき顔を赤面させた。<br />「金さんのまだ食べたかったの？十四郎は食いしんぼだね」<br />くすりと笑われたのにカチンとくる。カッとなって叫びそうになったがそれは出来なかった。<br />「へた…あ、やああ！！！やだっ、そこやぁ！」<br />「うーん？だーれがヘタだってえ？そんなこと言う子にはお仕置き」<br /><br />いつの間に手にしていたのか。<br /><br />金時の手にはピンクのリボンがちょこんと乗っている。<br />奴は嬉しそうに笑うとそれを俺の立ち上がっているペニスにきゅっと結び付けた。<br />「ひああっ！」<br />「わーお、十四郎超かわいい。これ一昨日？寝酒と一緒に食べてたケーキの箱についてたやつなんだけどさ、もしもんときにとっとこうと思ってたんだけどとっといてよかったわ」<br />もしもって何だよ。他の女とそーいうプレイするつもりだったんなら許さねぇ。俺はおもいっきり金時の顔を睨みつけるとぱんっと音が鳴る位フワフワの金髪をはたいた。<br />「あだっ、何すんの十四郎！」<br /> 「うっさい。さっさと外せや汚らしい」<br />「え？そのリボン汚くねぇよ？」<br />「……見た目じゃねぇ。とにかくきたね……んっ」<br />今度はちゅっと優しく触れるだけの口づけをした後で金時は俺の頬をペロンの舐め上げてくる。<br />両頬を舐められてきょとんとしている俺に金時は満面の笑みを浮かべていた。<br />「っ…何だよ」<br />「嬉しい」<br />「………は？」<br />「嫉妬してくれてたんでしょ？涙まで流して……ごめんね？申し訳ないのに嬉しすぎて笑っちまう」<br />「……！！！！！」<br />図星の顔がよほど面白かったらしい。金時はからからと笑い出す。俺もムカつきを通り越しておもいっきり笑ってしまった。<br /><br /><br />ひとしきり笑った後で金時は少し困ったように俺を見つめる。頬を染めながら呟いた台詞に俺はまた真っ赤になった。<br />「……俺、ちゃんと十四郎が好きだから。」<br />「きん…」<br />「十四郎相手じゃなきゃこんな甘えないしカッコ悪いとこ見せたりしねぇ。」<br />十四郎だからありのままを見せれるんだよ？<br />そう言われて嬉しくない人間がどこにいるだろうか。<br />可愛い可愛い恋人にはご褒美を……だ。<br />俺ははリボンが巻き付いたペニスをリボンごと軽く扱く。快感に一息ついて、流れ出た先走りをがついたリボンの端を少しづつずらしながら奥に潜む秘部を見せつけて囁いた。<br />「きんときのおっきいの……いれて」<br />「………！！」<br />顔を真っ赤にした金時が股間を抑えてジタバタしだすのが不思議で俺は首を傾げた。<br />一体なんだってんだ？<br />オイと声をかけると半分涙目の顔がひょっこり姿を現す。<br />「………とーしろうがエロすぎてイキかけた」<br />「…………ぷっ」<br />「……………………」<br />「あっはっは！だせー！！……っくははは」<br />「うるせ！十四郎がエロいのがいけないんだっての！！……もー決めた！徹底的に泣かせてやる！」<br />「やってみろや……っふあ」<br />その瞬間にズブズブと音を立てて入ってくるペニスに俺は息を詰める。今度は確実にイイ所を攻めてくる金時にはぁっと甘い声を出すのを止められなかった。<br />「あっ、あっ、あっ……や、ダメだきんっ…そこは…っ」<br />「気持ちいーだろ？ダメって言っても許してやんない……っ」<br />にいっと笑いながら腰を振る金時は獰猛な雄の顔をしていて……正直見惚れる程カッコイイ。<br />俺は今度こそ金時の動きに身を任せる為に脚を腰に回して腕も金時のたくましい肩に回した。<br /><br /><br /><br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br /><br />「あ、あっ、はああっ！も、やめっ……あんんっ」<br />びくびくと震える身体をなんとか捻って不平を言いつつも、身体は凄まじい快感に捕えられていて、とてもじゃないがまともな言葉なんて紡げそうにない。<br />だって正常位で一回、対面座位で一回、側面位で一回いった後なんだ。喋れる方がおかしいだろう。<br />今はバックで後ろからガンガン犯されていて、俺は尻を上げるだけで正直精一杯だった。<br />ペニスに巻かれたリボンはもともとあまりきつく結ばれていないせいか、射精を止める役なんかとっくに放棄している。<br />精液を吸って重くなったリボンがシーツに擦れるたびにまたイキたくなる。<br />浅ましく精液をコポッ出した俺に上からくすりと笑う声が聞こえた。<br /><br />「十四郎またイッただろ？えっち」<br />「うるさっ……ひゃあああっ！！！あ、おめー……も、イッてる…くせにっ…ふぅん！」<br />「うん、すげえ気持ちいいも……っ、やべっ…またしたくなってきた……動いていい？」<br />「は、いまさら…だろが……うごけ…よっ、うあっ、あ、ふあっ、あぁ！」<br />俺の返事を聞くか聞かないかの所で激しく腰を使ってくるコイツに俺はもう嬌声しか上げる事が出来ない。<br />何度も何度もイイ所を突かれて頭の芯からトロトロと蕩けそうな快感が身体を支配していく。<br />涙と涎でぐちゃぐちゃになった顔を掬われて、息も継げない程の深いキスをされて…。<br />耳元で大好きって囁かれて……<br /><br />ありえねー位俺幸せだ。<br /><br />その夜最高の幸福に浸りながら、俺は絶頂を迎えて意識を失った。<br /><br /> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>ちかさ</dc:subject>
<dc:date>2009-09-16T00:00:40+09:00</dc:date>
<dc:creator>ARGENTO1010</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-33.html">
<link>http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-33.html</link>
<title>STAGE32</title>
<description> side十四郎金時と出会ってから俺は随分涙脆くなった気がする。熱い楔を体内に受け入れた喜びに押し上げられるように、俺はまるで決壊してしまったダムのようにボロボロと涙を零した。「…ぅっく…ふ」「とおしろ？ごめん、痛かったか？俺全然余裕無くて…」みっちりと後孔を広げ、奥深くまで満たしている金時の一物に若干の苦しさと内臓が押し上げられるような気持ち悪さはあるものの痛みは感じない。金時がよく慣らしてくれたお陰だ
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <br />side十四郎<br /><br /><br />金時と出会ってから俺は随分涙脆くなった気がする。<br /><br />熱い楔を体内に受け入れた喜びに押し上げられるように、俺はまるで決壊してしまったダムのようにボロボロと涙を零した。<br /><br />「…ぅっく…ふ」<br />「とおしろ？ごめん、痛かったか？俺全然余裕無くて…」<br /><br />みっちりと後孔を広げ、奥深くまで満たしている金時の一物に若干の苦しさと内臓が押し上げられるような気持ち悪さはあるものの痛みは感じない。<br />金時がよく慣らしてくれたお陰だろう。<br /><br />心配そうに眉を垂らし、うっすらと湿った俺の髪を掻きあげ晒された額にはちゅっと可愛らしいリップ音と共に唇が落ちてくる。後孔に収まった一物はドクドクと確かな興奮を伝えているのに、要らぬ心配ばかりしてなかなか動こうとしない金時に、俺は理不尽にもムッとしてみちみちに広がっている後孔にきゅっと力を入れた。<br /><br />「…ック、ちょ…あんま締めないで…」<br /><br />途端に眉を寄せてビクリと身体を揺らした金時に若干満足した俺は、未だに涙の後が色濃く残る瞳を細め、形の良い唇に噛みつくように口付けた。<br /><br />「ん、ぅ…ふ、はぁ…」<br /><br />金時の咥内からは煙草の苦みと甘ったるい砂糖菓子のような味がして、その二つが妙な旋律を奏でながら俺の脳内を支配していく。<br />そう言えば金時は昔から極度の甘党だった。<br />三時のおやつの時間になるとよく出されていた母の焼いたクッキーが晋助や俺が一枚でも多いものなら即座に「…そっちがいい」とその美しい瞳に涙を溜めてゴネていたものだ。<br /><br />いつの間にかキスの主導権はすっかり金時の手に渡っていて、じゅるじゅると舌を吸われる音をどこか遠くで聞きながら、俺は昔と何も変わっちゃいない金時が馬鹿らしいやら愛しいやらで、首に廻した腕でふわふわの金髪をくしゃっと掻き回した。<br /><br />「…は、今更遠慮なんていらねぇだろ？」<br /><br />金時は俺の涙の訳を痛みと勘違いしているようだけど、そのまま勘違いさせておくことにする。<br />やっと一つになれて嬉しくて涙が出たなんて、悔しいから言ってやるもんか。<br /><br />「早く動けよ…」<br /><br />首に腕を回し、耳元に唇を寄せる。耳の輪郭を舌先で辿って耳朶を甘く咬み、そっと囁けば、びくりと震える身体とそれに呼応するように容量を増した金時の一物に俺は眉を寄せた。 <br /><br />「…ッいちいち、でかくすんな！」<br />「しょ、しょーがねぇじゃん！だってお前コレ、デカくすんなって方が無理だから！」<br /><br />一通り喚き散らした金時はすぐに唇を尖らせてゆっくりと腰を引き始めた。<br /><br />「んッ、ぅ…なんで抜い…ひ、ァア！」<br />「ちゃんと気持ちいい場所覚えてる俺ってば凄くね？ほら、ここだろ？」<br />「ンンッ…あ、そこばっか…突くなっ」<br />「なんで？だって十四郎のココ、すっごい気持ちよさそうに涎垂らしてビクビク震えてるよ？」<br />「あ、ァア！ゃ、さわんな…！」<br /><br />ココ、と言いながらすっかり勃ち上がり白濁混じりの先走りを垂らす一物をツツゥと綺麗な指先が撫であげる。<br /><br />「えー？気持ちいでしょ？」<br />「ふぁっ…く、よく…ない」<br />「じゃあコレなーんだ？」<br /><br />金時は指先に付着した先走りをネチャネチャと弄び、ニヤリと笑って俺の頬に擦り付けた。<br /><br />「…ッ…知らね！」<br />「おいおーい、お前のちんこから出たやらしい液でしょ？」<br /><br />楽しそうに笑う瞳をキッと睨みつけてみるものの、快感に潤んだ瞳ではなんの威力もなく、金時を喜ばせるだけだ。<br />心底可笑しいと言わんばかりに細められた瞳が段々と近付いて頬に生ぬるい感触。<br />金時は俺の頬に付着した先走りを綺麗に舐めとると魅せつけるように唇を舐めた。<br /><br />「あんま素直じゃねぇと抜いちゃうよ？十四郎の大好きなコーレ？」<br />「ゃ、みみ…やだ！…ンッ」<br /><br />まるでさっきの仕返しとでも言うように俺の耳をしゃぶりながら甘く囁き、後孔に埋まった一物をクイクイと揺らす。<br />それがまた絶妙に俺の良いところを外しているものだから余計に腹が立つ。<br /><br />「なあ、十四郎。金時のおっきいのいれてって言って？」<br />「な！だ、誰がいうか！ばぁーか！」<br />「…………」<br />「なんだその顔は」<br />「不満ですって顔」<br />「見りゃ分かるわボケ」<br /><br />俺はジトッと恨めしそうに目を細め、唇を尖らす金時の頭を力一杯殴った。<br /><br />「いって！痛てぇなコノヤロー！」<br />「お前が生意気に言葉責めとかしてくるからだろうが！ヘタレはヘタレらしく黙って腰振れや！」<br />「誰がヘ・タ・レだって？ああん？」<br />「テメェだよ」<br />「よーし上等だ。こうなったら金さんがヘタレじゃねぇってこと、存分に思い知らせてやろうではないか！」<br />「こっちこそ上等だァ、やれるもんならやってみやがれ！つーか話し方キモいんだよ」<br />「俺は傷ついてなどいない。傷つくものか！」<br />「キモいつってんだろ」<br />「…………」<br /><br />ムッとする金時はどっからどう見てもヘタレ以外の何者でもなくて、俺はこの時点で勝ちを確信していた。<br /><br />しかし、まさかこんな些細な一言が金時のスイッチを入れてしまったなんてこと、この時の俺が知る由も無く、この後俺は自分の失言を身を持って知らされることになるのだった。<br /><br />俺は忘れていたんだ。コイツが世界一、いや宇宙一の変態だと言うことを。<br /><br /><br /><br /> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>美衣</dc:subject>
<dc:date>2009-09-15T23:59:15+09:00</dc:date>
<dc:creator>ARGENTO1010</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-31.html">
<link>http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-31.html</link>
<title>STAGE31</title>
<description> Side 土方理性が無くなる位の噛み付く様なキスをしつつも、そこはやっぱり職業がらなんだろう。俺がキスに夢中になっている間に衣服は全て脱がされて、生まれたままの姿にされていた。「っ、は………あ、ぎん」「……恥ずかしい？」顔をすぐに両腕で覆い出した俺に奴はくすりと笑み混じりの声で聞いてくる。当たり前と叫ぶ俺の目に入って来たのは本当に愛おしそうに俺を見下ろす綺麗な笑顔。くそ、反則だ。真っ赤になった俺は奴を睨み上
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <br />Side 土方<br /><br />理性が無くなる位の噛み付く様なキスをしつつも、そこはやっぱり職業がらなんだろう。<br />俺がキスに夢中になっている間に衣服は全て脱がされて、生まれたままの姿にされていた。<br /><br />「っ、は………あ、ぎん」<br />「……恥ずかしい？」<br /><br />顔をすぐに両腕で覆い出した俺に奴はくすりと笑み混じりの声で聞いてくる。<br />当たり前と叫ぶ俺の目に入って来たのは本当に愛おしそうに俺を見下ろす綺麗な笑顔。<br /><br />くそ、反則だ。<br /><br />真っ赤になった俺は奴を睨み上げると自分から腕を回してキスをした。<br /><br />「…っちゅ、ん、んくっ……っふ、ぅ、んんっ…っは、あ、んんんっ」<br />「っ……ちゅ……ちゅくっ……っは……ちゅうっ……っは、キス上手だね」<br />「はっ、は…こどもあつかいすんなっ……あっ」<br /><br />乱れた息のままで睨み上げた所で鋭い快感が襲ってくる。<br />先程から見せてくる色っぽい雄の顔のせいで、俺は恥ずかしい位興奮していたんだ。<br />そのせいかぴくぴくと震えながら立ち上がっていた乳首を口に含まれただけで甘い声を漏らしてしまう。<br />恥ずかしくても声を抑える事なんか出来なかった。<br /><br />「はぁうっ、あ、あんっ……だ、だめっ……ひっ、きもちちいっ……やああ～っ」<br />「気持ちいいんだ……やべっ、なんか嬉しくて泣きそ」<br />「あっひ、そんな俺とセックス出来て……んぁっ、あ、うれし………かよっ？」<br />「嬉しいよ」<br /><br />すぐに返された返事に俺は思わず金時を見上げる。<br />金時は愛撫を一端止めて上体を起こしながら、頭をがしがしと掻いて照れたように笑った。<br /><br />「嬉しいに決まってんじゃん。やっと大好きな人の温もり知れんだからさ……今まで抱き合っても心ん中はどこか醒めてたんだ……けど」<br />「あうっ」<br /><br />熱い塊を尻の割れ目に擦り寄せられて俺は思わず声を上げる。それだけでも今の俺には快感だった。<br /><br />「けど今はすげーがっついてるよ俺。情けねぇけど色っぽい十四郎見てるだけでイきそうだもん」<br /><br /><br />早くお前の中に入りたい。<br /><br /><br />好きな奴にそう熱っぽく囁かれて発情しない奴がいたら教えて欲しい位だ。<br />俺は上体を起こすとあぐらをかいている金時の真ん中で主張している大きなペニスを口に含んだ。<br /><br />「んっ……んくっ」<br />「……っは、とぉしろ……んなことしなくても……ッ」<br />「ふくっ……ちゅ、はっ、したいんだよ……っ！？」<br /><br />ひょいと抱え上げられて俺は眉を潜める。金時の上に馬乗りに乗せられるとくるんと背中を金時に見せる形に回された。<br /><br />「……金時？」<br />「俺も十四郎を可愛がりてぇからさ…一緒に気持ち良くなろうぜ？」<br /><br />ぽふっと音を立てて金時が寝転がる感触がして、こいつが何をしたいのかが鈍い俺でも流石に分かった。<br />俺は四つん這いになると金時のそそり立つペニスを咥える。<br />金時の熱い舌が同じ様に立ち上がる俺のペニスに這わされたのを感じた。<br />所謂シックスナインって奴だ。俺は夢中でそれを育て上げた。<br /><br />「はぁ、んぷっ……ん、んんっ、ん～～っ、ぷあっ、はあ～っ……きんっ、ああっ」<br />「……っく、気持ちいい？とぉしろ」<br />「あうっ、いいっ……すげぇいいからっ、あ……きん、きんは～っ？」<br />「気持ちいいよ……っ、十四郎のココ…ひくひくしてきてんな」<br /><br />ぴちゃっという音が聞こえたかと思うと、濡れた舌が尻の奥……ひくつくアナルに這わされる感触がして俺は思わず腰を引きそうになる。だががっしりと腰を掴まれていて逃げる事なんか出来ない。俺は金時のペニスを咥えるのも忘れて、奥まで入ってくる舌に腰をくねらせてヨガっていた。<br /><br />「ひああっ、あひっ、んはぁ～あうっ……きんそれだめ……ひゃうっ」<br />「気持ちいいだろ？十四郎のやらしい汁がいっぱい垂れてぬるぬるしてるよー？」<br />「あっ…あん……や、恥ずかし……あ、あっ！？」<br /><br />ぬるりとした舌が引っ込んだかと思うと僅かな痛みを伴った異物感が俺を襲う。<br />金時の指だと分かった頃にはくちゅりと音を立ててそれが抜き差しされていた。<br /><br />「あっ、あっく……くぅっ」<br />「きついな……苦しい？」<br /><br />優しく問い掛けてくる金時にこくこくと首をふる。<br />フィッティングルームで初めて可愛がられた時は、挑発されてムキになっていたせいかあまり痛みや圧迫感は感じなかった。<br />なのに今は抱かれる事を強く意識しているせいだろうか。<br />指が入って来るだけで腹の中を掻き回されているような気持ち悪さと圧迫感が襲っていた。<br /><br />「んんんっ、はくっ………ふっう」<br />「ゆっくり息して十四郎……そう…んーこのあたりかな？……痛い」<br />「いたく…なっけど………くるしっ………はぁっ」<br />「………大丈夫？いったんやめようか」<br />「やっ、だいじょうぶだからやめんっ、ひあっ！！」<br /><br />心配げな声に俺は慌てて金時の方を振り返ろうとしたがそれは出来なかった。<br /><br /><br />あ、何これ……すげぇ気持ちいいっ<br /><br /><br />金時の指がそこをくすぐる度に電流の様な快感が身体の中をピリピリと駆け抜けていく。<br />先程の苦しさも忘れて俺は甘い声を上げていた。<br /><br />「やっ、あっ、あっ、あうっ……あ、何これぇ？ひあっ」<br />「…よかった～気持ちいいみたいだね。ココ弄ると男でも女の子みたいに気持ち良くなれんだよ……ほらな？」<br /><br />ぐちゅぐちゅと音を立てて金時な指がそこをいききする。一点を引っ掻かれる度に腰が揺れて泣き出しそうになった。<br /><br />「あ、あ、ああっ！も、駄目だ……おかしくなっちまうっ！！んああっ」<br />「……大分緩んできた……一回いっとこうか、十四郎限界だろ？」<br /><br />金時の問い掛けも上手く聞こえない程気持ちいい。<br />金時の指に身を任せ、自然に腰を振る俺を見て金時は何かを納得したらしい。<br />中を抜き差しする指の動きは変わらないまま、起ちあがって大量の先走りを零すペニスをもう片方の手でつつむと、ぐりぐりと尿道を刺激しながら扱いてきた。<br />死にそうな程の快感に本当に狂ってしまいそうだ。<br />金時の指が鈴口を引っ掻いた頃には俺はペニスから大量の白濁を噴出させていた。<br /><br />「あっあ－－－－！！！！…………っは、はあっ、あう、あ」<br />「いっぱい出たね……気持ち良かった？」<br /><br />気持ち良かったけど足りない。<br /><br />荒い息をつきながら、俺は金時の上に腹ばいになって手を伸ばす。<br />今だに絶頂を迎えずに大きくそそり立っているそれを、そっと握り込んで先端にちゅっとキスをしながら金時を振り返った。<br /><br />「金時……も、これ欲しい」<br />「っ！！ったく十四郎ったら」<br /><br />金時ははーっと熱い息を吐くと俺を抱き抱えて仰向けに押し倒す。<br />ぐいっと脚をＭ字開脚に広げて、熱い肉棒をゆるんだそこに押し当てた。<br /><br />「………いい？」<br /><br /><br />もう言葉なんかいらない。ただこの欲を埋めて欲しい。<br />俺は金時の首に腕を回して深呼吸する。こくんと頷いて金時を見上げた。<br /><br /><br />その瞬間。<br /><br /><br />熱い塊が俺の中に少しずつ侵入してきた。<br /><br /> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>ちかさ</dc:subject>
<dc:date>2009-03-21T18:41:57+09:00</dc:date>
<dc:creator>ARGENTO1010</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-30.html">
<link>http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-30.html</link>
<title>STAGE30</title>
<description> side十四郎viproomの扉が開き、中から出てきた金時はどこかすっきりしたような顔をしていた。「終わったのか？」「…ああ」扉に手を掛けた金時の後ろでソファーに座った晋助が少しだけうなだれているのが見えた。その目尻は赤く染まっている。ツキリと心臓が痛むのと同時に俺は晋助が長年の呪縛から解放されたことへ安堵していた。晋助はずっと我慢していたんだ。金時の前で自分が泣く訳にはいかないといつも虚勢を張って、笑ってい
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <br />side十四郎<br /><br /><br />viproomの扉が開き、中から出てきた金時はどこかすっきりしたような顔をしていた。<br /><br />「終わったのか？」<br />「…ああ」<br /><br />扉に手を掛けた金時の後ろでソファーに座った晋助が少しだけうなだれているのが見えた。その目尻は赤く染まっている。<br />ツキリと心臓が痛むのと同時に俺は晋助が長年の呪縛から解放されたことへ安堵していた。<br /><br />晋助はずっと我慢していたんだ。<br />金時の前で自分が泣く訳にはいかないといつも虚勢を張って、笑っていた。<br /><br />「……すまんが二人で話したいことが有るきに…外して貰えんかの？」<br /><br />晋助になんて声を掛ければいいかと思案していた俺の横をスルリと通り過ぎて室内に入った坂本は胡散臭いサングラスの下の瞳を細めた。<br /><br />「お前何言って……」<br />「……分かった。行こう金時」<br /><br />眉を顰めた金時の腕を引けば扉はバタン<br />と音を起てて閉まる。<br />晋助は金時という呪縛から解放された。金時も過去という呪縛から解放された。<br />あとはみんな幸せになるだけだ。<br />アイツなら、坂本なら凍ってしまった晋助の心を溶かしてくれるだろう。<br />俺はそう信じている。<br /><br />不審そうな顔をする金時に俺は微笑みかけた。<br /><br />「お前の家族だろ？信じてやれよ」<br />「……聞いたんだ、辰馬に」<br />「ああ、お喋りで頭は悪そうだが芯は通ってる。いい兄貴じゃねぇか」<br />「……惚れちゃ、駄目だよ」<br /><br />握った手にギュッと力を込められて、まるで捨てられた子犬のような顔で唇を尖らせる金時が可愛くて俺は思わず吹き出した。<br /><br />「なんだぁ？お前はまだ兄離れ出来てねぇのか」<br />「そっちじゃねぇよ！何それ天然！？」<br />「はぁ？だって兄貴に惚れられちゃ困るんだろ？」<br />「……困る、滅茶苦茶困る！」<br />「だから安心しろって、お前の兄貴は取らねぇよ」<br /><br />唇を尖らせて拗ねる金時に苦笑すれば握った手をグイッと引かれてその腕の中に閉じ込められる。<br />全く状況が把握出来ない俺は金時の肩の上で首を傾げた。<br /><br />「………俺はお前を捕られんじゃねーかって思ったの」<br /><br />耳元で囁かれた言葉に俺はバッと顔を上げて金時を見つめる。その顔は逸らされていて表情を伺うことは出来なかったけれど、耳まで真っ赤に染まっていることだけは分かった。<br /><br />「だ、だって辰馬は俺から見てもいい男だし……それに辰馬は昔から綺麗なものが好きだから…」<br />「……何言ってんだ、あいつがどんだけ晋助に惚れてるか知ってんだろーがよ」<br />「…知ってるけど、十四郎も綺麗だし…」<br />「……ククッ……ブラコンめ…」<br />「……違げぇつってんだろ」<br /><br />逸らされた顔から拗ねて尖った唇だけが動くのが見えて、急に金時が愛おしくて堪らなくなった。<br />俺様の癖に寂しがり屋で、ホストなんかやってる癖に本当は誰よりも臆病で怖がりで孤独に怯えていて。<br />愛されることに慣れていないこいつに、これから俺が人一倍愛情を注いでやる。<br /><br />手始めに俺は赤く染まった頬にちぅっと小さく吸い付いた。<br /><br />子供の頃、俺が泣いてる時に金時がよくしてくれたキスだ。<br /><br />今思えばキスなんて大層なもんじゃないけれど、真っ赤な顔で頬を抑える金時を見ればこんな子供騙しも悪くないと思う。<br /><br />「な、ななな！何すんの急に！」<br />「…ッ…ぷ…くく……いや、可愛いなと思って」<br />「お前のが可愛いけどね！……くそぅ、食べちゃいたい」<br />「……いいぜ？だけどやることやってからな」<br />「ま、まじでか」<br />「俺だって早くお前が欲しい」<br />「本当にどうしちゃったのお前……」<br /><br />首に腕を回して挑戦的にニヤリと口角を上げれば金時は困ったように苦笑すると先程俺がしたのと同じように俺の頬に吸い付いた。<br />なんで唇じゃねぇんだと若干不満もあったが、それを今ここで言えば即行で押し倒されそうなのでそれは止めておいた。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br /><br /><br />「で、なんでこうなるんだ…」<br /><br />目の前に聳え建つのは暗闇に同化して頂上の見えない高層マンション。<br /><br />俺ん家に行くもんだとばかり思っていたがどうやら金時はセックスすることしか頭に無かったようだ。<br />目をキラキラさせながら俺の手を引く金時には俺の言葉など耳に入っちゃいない。オートロック、指紋認証の何とも近代的なマンションに足を踏み入れればどこのホテルだと言いたくなるようなエントランスが待ちかまえていた。<br /><br />「ここ、お前のマンションか？」<br />「んあ？そうだけど？て言ってもオーナーが勝手に買ったマンションだからよく分かんねーけど」<br />「あ、そうですか…」<br /><br />今更ながらに思う、コイツってマジで歌舞伎町No.1ホストだったんだと。<br /><br />ツカツカと大股で歩く金時に若干小走りになりながら着いていくとキラキラと輝くエレベーターに乗せられた。<br />マンションのエレベーターにしては広いそれはガラス張りになっていて歌舞伎町だけでなく新宿一体が一望出来る。<br /><br />「……すげ、なぁ金時Argentはあの辺かな？」<br />「……へ？…ッぷ、…クク…」<br />「な、何笑ってんだテメェ！」<br />「や、可愛いなぁと思って」<br />「…馬鹿にすんな、俺は庶民なんだ」<br />「馬鹿になんてしてないよ。俺の部屋からのがよく見えるし、後でいくらでも見せてあげるから…そっちばっか見てないでこっち向いて？」<br /><br />ガラスにへばりつく俺の後ろからぎゅっと抱きしめられてうっとりしていた俺は今の状況を思い出して頭を振った。<br /><br />「ちょ、きん……！誰か入ってくるかも…」<br />「へ？来る訳ないじゃん？だってこれ最上階直通エレベーターだもん」<br />「…最、上階？」<br />「うん」<br /><br />にこりと微笑み掛けてくる金時に俺は溜め息を吐いた。<br />こんな超高層マンションの最上階に住まわせるオーナーって奴の顔が見てみたいもんだ。<br /><br />「あ、着いたよ」<br /><br />そうこうしているうちにエレベーターは最上階へと辿り着いたらしい。<br />オレンジ色した照明がキラキラと光って眩しいくらいだ。<br /><br />「で、どの部屋に住んでんだ？」<br /><br />見たところ扉の数は四つ。<br />こんな所に住んでいる酔狂な奴が他に三人も居るなんて考えたくもない。<br />金時は夜景がよく見えると言っていたから一番奥に見える扉の部屋だろうか。<br /><br />「俺しか住んでないよ？」<br />「あー、やっぱりこんなところに住める奴はお前位だよな。でも勿体無ぇな、こんなに部屋が余っちまって」<br />「違うよ土方君、これ全部俺の部屋」<br />「………ぜん、ぶ？」<br />「うん、最上階全部。だからここで靴脱ぐんだよー」<br /><br />よく見ると扉に繋がっている床は全て触り心地の良さそうな絨毯だった。<br />エレベーターを降りてすぐの恐らく大理石であろう正方形のスペース(玄関と言うには余りに庶民的過ぎる気がする)で靴を脱ぎペタペタと歩く。<br /><br />「俺スリッパとか嫌いだからあんま履かないんだよね。用意した方がいい？」<br />「別に気にしない」<br />「そっか、良かった。あ、奥の扉入ると寝室と風呂だから。腹減ってんならなんか作るけど？」<br />「んー、さっき食ったから平気だ」<br />「じゃあ遠慮なく土方君をいただくとしましょうか？」<br />「……………」<br /><br />一番奥の扉に金時が手を掛ける。<br />この扉に入ってしまえば後はもう分かりきったことだ。ここまで来て今更怖いだなんて生娘みないなことは言わないがやはり不安なのは確かだ。<br /><br />緊張からきゅっと唇を引き結び若干涙目になりながら金時を見やれば、金時は困ったように笑って俺の髪をグシャグシャに掻き回した。<br /><br />「なぁに、怖いの？」<br />「……だって」<br />「ん？」<br />「…お、俺でお前を満足させられるのかな、とか……」<br />「…ぷ…く、くくっ…」<br />「……………」<br />「あーごめんごめん。拗ねんなって…」<br />「子供扱いすんな」<br />「してないよ？してたらこんなに欲情しない……つぅかさ、試してみりゃあいいじゃん？」<br /><br />ぎゅうっと痛いほどに抱きしめられて、腰に固いモンが当たる。<br />ニヤリと笑われて負けず嫌いな俺がその誘いに乗らない訳もなく。<br /><br />「……上等だコラァ、絶対満足させてやらぁ！」<br />「おー、そりゃ楽しみなこって」<br /><br />ガチャリと開かれる扉。<br />寝室へと繋がる扉は開いていて、カーテンの付いていない大きな窓からはキラキラと煌めく新宿のネオン。<br />その景色に驚く暇なんて無い位、飢えた獣みたいに噛みつくように口付けられて。<br /><br />オートロックの扉がゆっくりと閉まる音がした。<br /><br />もう、逃げられない。<br /><br /> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>美衣</dc:subject>
<dc:date>2009-03-21T18:37:06+09:00</dc:date>
<dc:creator>ARGENTO1010</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-29.html">
<link>http://oroxnero.blog8.fc2.com/blog-entry-29.html</link>
<title>STAGE29</title>
<description> Side高杉うっとおしいもじゃもじゃを連れて十四郎が部屋を出て行った後。俺と金時は二人きりになる。一気にしんとする空気に結構モジャモジャの存在に助けられていたんだなと気付かされた。「……なあ、晋助あのはな「悪いな」金時の話を遮って俺は煙草に火をつける。先に言われてたまっかよ。煙と一緒に吐き出す様に一気に言葉を紡いだ。「あの話だけどよ、やっぱ考えられねーわ。俺はおめぇの事ずっと好きだけどおめぇはずっと十四
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <br />Side高杉<br /><br />うっとおしいもじゃもじゃを連れて十四郎が部屋を出て行った後。<br />俺と金時は二人きりになる。一気にしんとする空気に結構モジャモジャの存在に助けられていたんだなと気付かされた。<br /><br />「……なあ、晋助あのはな「悪いな」<br /><br />金時の話を遮って俺は煙草に火をつける。先に言われてたまっかよ。煙と一緒に吐き出す様に一気に言葉を紡いだ。<br /><br />「あの話だけどよ、やっぱ考えられねーわ。俺はおめぇの事ずっと好きだけどおめぇはずっと十四郎が好きなんだもんな。<br />すれ違いのまま付き合ったって何もいい事ねぇ。だから……」<br />「晋助」<br /><br />火を付けた煙草を灰皿に押し付けると、眉を寄せて苦しそうな顔をする金時の頭を抱きしめる。自ら唇を寄せて食いつくようにキスをした。<br /><br />「……っ、ふ……っん」<br />「ふっ、ちゅ……ちゅく、ん、はぁっ……このキスで最後だ。親友に戻ってやるよ」<br /><br />にっと笑うつもりが前が霞んでしまう。ったくいつからこんな涙腺弱くなったんだか。<br />ぼろぼろと泣く俺を今度は金時が抱きしめた。<br /><br />「ごめんな晋助……ホントにごめん」<br />「……っ、あやまん……なっ！俺がお前をふった……ほ、なんだからよ」<br />「ん……ごめん」<br /><br />また謝る金時を俺は涙目で睨みつける。そんな俺の髪をさらりと梳いて金時は真剣な顔をして言った。<br /><br />「確かに俺はずっと十四郎が好きだ。記憶になかったころもあったけど心のどこかでずっと探してた。<br />今までずっとな。だから周りが見えてなくて探し物が見つからないこの世界を疎んでたんだ。けどな」<br />「…………」<br />「お前は別だ。俺はちゃんとお前の事も好きだったよ」<br />「っな……」<br />「高校でお前に会って……ずっとひっついてくるお前見て昔の事ちょっとずつ思い出してさ。<br />昔から変わらずにずっと支えてくれるお前が俺には嬉しかったし好きだった」<br />「きん……とき」<br />「だから……こんなひどい事してんのにまだ親友でいてくれる事実が…不謹慎だけどすげぇ嬉しい。ありがとう」<br />「…………っ」<br />「お前はずっと俺を救ってくれた。今俺はすげー幸せだ…だから今度は俺がお前を幸せにする。親友としてな」<br /><br />優しく笑うその顔を睨みながら俺はさらに泣きじゃくる。<br />子供ん時もこんなに泣きはしなかったんじゃないかと思いながら、金時の胸を叩いた。<br />「っ…てめぇはやっぱ……ひでー男だよっ」<br />「ん……そうだな」<br />「馬鹿金時っ」<br />「……うん」<br /><br /><br />ああ、<br /><br /><br /><br />けど<br /><br /><br /><br /><br />やっぱり好きだ。<br /><br />いろんな悪口を言いながら泣きじゃくる俺を金時は優しく抱きしめる。<br />俺が泣き止むまで抱きしめてくれる気でいるコイツを…コイツに対する恋を忘れる事なんて出来るんだろうかと不安に思いながら俺は涙が枯れるまで泣いた。<br /><br /><br /><br /><br />Side金時<br /><br />喉が渇く。<br /><br />十四郎と辰馬が出て行ったViproomはがらんとしていてひどく寂しい。<br />ピンと張り詰めた空気の分だけお互いの緊張が伝わる気がして、やはり十四郎だけでも側にいてくれたらと甘ったれた考えが頭をよぎった。<br />……いや、そんなんじゃ駄目だ。分かってる。<br />これは俺と晋助の問題なんだ。このまま誰かに頼って逃げるような事をしてはいけない……そんな事をしてたら俺と……晋助は前に進めない。<br />しかも晋助はいつまでも傷ついたままだ。そんな勝手な事をもう続ける訳にはいかねぇ。俺はそう思いながら重い口を開いた。<br />「……なあ、晋助あのはな「悪いな」<br />俺の話に被せるように晋助は言葉を重ねると煙草に火をつける。多分気を落ち着ける為だろう。<br />震える指先で火をつけるその仕草が痛々しくて、俺は黙っているしか出来なかった。<br />「あの話だけどよ、やっぱ考えられねーわ。俺はおめぇの事ずっと好きだけどおめぇはずっと十四郎が好きなんだもんな。<br />すれ違いのまま付き合ったって何もいい事ねぇ。だから……」<br />ああ、そんな事…そんな事しなくていいのに。やっぱりお前は優しすぎるよ。俺が傷つくぐらいなら自分が傷付いた方がマシ。<br />昔からそうだよな……本当に優しくておせっかいな奴。<br /><br />「晋助」<br /><br />俺の声を無視して晋助はろくに吸ってもいない煙草を灰皿に押し付けると俺の頭を抱く。<br />涙目の顔が近づき俺の唇を吸うのを俺は黙って受け入れた。<br /><br />「……っ、ふ……っん」<br />「ふっ、ちゅ……ちゅく、ん、はぁっ……このキスで最後だ。親友に戻ってやるよ」<br /><br />なんとか笑おうとしたんだろう、ぎこちなく口角をあげたその顔は涙に包まれていて胸が痛くなる。俺は晋助をぎゅっと抱きしめて耳元で小さく囁いた。<br />「ごめんな晋助……ホントにごめん」<br /><br />お前のプライドを傷つけるだけだろうけど……<br /><br />「……っ、あやまん……なっ！俺がお前をふった……ほ、なんだからよ」<br /><br />でも…<br /><br />「ん……ごめん」<br /><br />言わなきゃならねぇ。……俺の本心を。俺は晋助の綺麗な髪をさらりと梳くと彼の目を見つめて話した。<br /><br />「確かに俺はずっと十四郎が好きだ。記憶になかったころもあったけど心のどこかでずっと探してた。 <br />今までずっとな。だから周りが見えてなくて探し物が見つからないこの世界を疎んでたんだ。けどな」<br />「…………」<br />「お前は別だ。俺はちゃんとお前の事も好きだったよ」<br />「っな……」<br /><br />目を瞠るその顔に少し笑ってみせて話を続ける。とってつけたような話だけどこれも事実なんだ。<br />どれだけお前に救われてたか…勝手だろうけど知っておいて欲しい。<br /><br />「高校でお前に会って……ずっとひっついてくるお前見て昔の事ちょっとずつ思い出してさ。<br />昔から変わらずにずっと支えてくれるお前が俺には嬉しかったし好きだった」<br />「きん……とき」<br />「だから……こんなひどい事してんのにまだ親友でいてくれる事実が…不謹慎だけどすげぇ嬉しい。ありがとう」<br />「…………っ」<br />「お前はずっと俺を助けてくれた。今俺はすげー幸せだ…だから今度は俺がお前を幸せにする。親友としてな」<br />普段泣くような奴じゃないのにぼろぼろと子供みたいに泣きじゃくるその小さな背中が堪らなく哀しくて…<br />俺は晋助の身体をぎゅっと抱き込む。胸を叩かれても気になどしなかった。だって晋助の方が俺よりずっと苦しいから。<br />「っ…てめぇはやっぱ……ひでー男だよっ」<br />「ん……そうだな」<br />「馬鹿金時っ」<br />「……うん」<br /><br />目が溶けちまうんじゃないかって思う位泣きじゃくる晋助を抱きとめながら俺は晋助の泣き声と悪口を黙って聞く。<br />晋助が泣き止むまで俺等はずっとこうしていた。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />ごめんな晋助……こんなひどい男を好きにさせてホントにごめん。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />けれど……これが俺の本心なんだ。お前には幸せになってもらいたい。<br />いっぱいいっぱい俺を幸せにする為に傷ついたお前は幸せになる権利があるよ。<br />だから今度は俺がお前を助けたい。<br />いらない世話だろうけどな。<br /><br /><br />やっと泣き止んだ晋助を俺はまだ抱きしめたまま見つめる。<br />少し赤くなってもう平気だからという晋助の手を引いて俺はviproomを出た。<br /><br /> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>ちかさ</dc:subject>
<dc:date>2009-03-21T18:34:24+09:00</dc:date>
<dc:creator>ARGENTO1010</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
</rdf:RDF>